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Notionを2年使ってタスク管理していたが、ClickUpに乗り換えた。ClickUp Notion 乗り換えを検討している人に向けて、切り替えた理由と使い心地の違いを正直に書く。
結論から言うと、Notionは「情報を整える場所」で、ClickUpは「タスクを動かす場所」だった。この違いに気づくまでに2年かかった。
Notionをタスク管理に使い続けた2年間と、ちょっとずつ感じた違和感
独立してすぐ、Notionでタスク管理データベースを作った。フィルタ、ソート、ステータス管理。かなり作り込んだ。最初の2〜3ヶ月は使えていた。
Notionの自由度が高すぎて、タスク管理がいつの間に「設計の仕事」になっていた
問題は半年後から始まった。データベースに「工数」欄を追加したくなり、「担当クライアント」欄を追加したくなり、ビューを増やし、テンプレートを整え……週次レビューのたびに「Notionの整理」をしていた。
案件が増えるたびに構造を見直す必要があった。Notionは自由だから、「正解」がない。整えることに終わりがない。
気づいたら毎週月曜の午前中1時間半が「Notionの整理」になっていた。2年で計算したら150時間以上だ。タスク「管理」に使った時間のほうが、タスクを「実行」した時間より多かった可能性がある。
タスクの締め切り・優先度管理が地味にしんどい
Notionのカレンダービューは見た目がいいが、締め切りアラートが弱い。プロパティに期日を設定しても、通知はほぼ機能していなかった(当時の仕様による)。
結果、締め切りの管理はNotionを「見る」という行為に依存していた。見なければわからない。
案件の納品が2日遅れたことがある。クライアントに謝罪した。原因は「Notionを開いていなかった」だった。
ClickUpに乗り換えることにした理由
乗り換えのきっかけは、知人のフリーランスの一言だった。「ClickUpにしてから締め切りを超過したことがない」。
ClickUpの公式サイト(日本語)でも、タスク管理専用設計の強みを前面に出している。Notionの公式サイト(日本語)はドキュメント・情報管理を主軸に据えており、この設計の違いがそのまま用途の違いになっている。
タスク管理に必要な機能が最初から揃っている
ClickUpはタスク管理のために設計されている。当たり前のように思うかもしれないが、Notionで同じことを実現しようとするとカスタマイズが必要だ。ClickUpは設定を変えなくても、最初からリマインダー・繰り返しタスク・タスクの依存関係が使える。
これが地味にありがたかった。「設計する必要がない」という体験が新鮮だった。
カレンダービューとリストビューを切り替えるだけで週次のタスク把握ができる
Notionのビュー切り替えも便利だが、ClickUpのカレンダービューは「今週の締め切り」がひと目で見える。色分け、ドラッグ&ドロップでの日程変更、リマインダーの自動通知。
週次確認に使う時間が、月曜の1時間半から15分になった。
乗り換えて3ヶ月で気づいた「NotionとClickUpの本質的な違い」
ClickUpは「タスクを動かすこと」に特化している
ClickUpはタスクを「完了させること」に最適化されている。ステータスの変更、リマインダー、優先度設定、繰り返し——これらが全部すぐ使えて、設定を覚えるコストが低い。
案件ごとにフォルダを作って、タスクを積んで、締め切りを入れる。それだけでひとまず動く。
Notionは「情報を蓄積すること」に特化している
Notionが得意なのは、情報をまとめて保存し、あとから検索・参照することだ。議事録、クライアントごとのコンテキスト、調査メモ。これはNotionの方がずっと使いやすい。
ClickUpのドキュメント機能(ClickUp Docs)もあるが、Notionのような柔軟性はない。ここはNotionの方が優れていると思う。
両方使うのが結局一番楽かもしれない
乗り換えを検討していた段階では「どちらか一方に統一したい」と思っていた。でも今は、ClickUpでタスク管理、Notionでドキュメント管理という2本立てで落ち着いている。
月のコストはClickUp Free(無料)+Notion Free(無料)。ゼロ円。
「2ツール使いは管理が煩雑になる」という声もあるが、用途を明確に分けると案外シンプルだ。タスクはClickUp、メモはNotionと決めれば迷わない。
乗り換えてよかったこと・よくなかったこと
よかった:タスクを見逃すことがなくなった
ClickUpに変えてから3ヶ月、締め切りを1件も超過していない。これが一番大きい。リマインダーが機能するだけで、これだけ変わる。
よくなかった:Notionのドキュメントとの分断感
案件に関連するメモがNotionにある、タスクはClickUpにある。この2ツール間の行き来が最初は面倒だった。今はほぼ慣れたが、「Notionのページとタスクをリンクしたい」と思う場面はある。
ClickUp内にドキュメントのURLを貼るだけで対応できるので、致命的な問題ではないけれど、少し手間は増えた。
NotionからClickUpへの乗り換えを迷っている人へ
こういう人は乗り換えを検討してほしい:
- タスクの締め切り管理で失敗したことがある
- Notionの設定・整理に毎週1時間以上かけている
- 案件数が増えてきてタスクを見失いがちになっている
一方、こういう人はNotionのままでいいと思う:
- タスク数が少なく、シンプルなチェックリストで十分
- ドキュメント管理とタスク管理を1ツールに統一したい
- Notionのカスタマイズが好きで苦になっていない
移行作業は、僕の場合2日かかった。Notionのタスクをスプレッドシートに書き出して、ClickUpに手動で登録した。面倒ではあったが、一度やれば終わりなので、そこまで大きな障壁ではない。
まとめ
Notionが悪いツールだとは思っていない。ドキュメント管理の柔軟性はNotionの方が上だし、今もNotionを使い続けている。
ただ、「タスクを確実に締め切り通りに動かす」という目的だけで言えば、ClickUpの方が向いている。設計する必要がなく、最初から機能する。
ClickUp Notion 乗り換えを迷っているなら、無料プランから試してみるといい。移行を決める前に2週間使ってみて、Notionと並走させながら比較するのが一番判断しやすい。
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