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を使い始めたのは、外資系クライアントとの英語会議が月6〜7本に増えて、議事録作成に毎回1〜2時間かけていることに嫌気がさしたからだ。Otter.ai 英語 議事録 使い方を調べると「簡単」「すぐ使える」という記事は多いが、実際に試してみると詰まる箇所があったし、無料プランの限界も早めに感じた。
この記事では、セットアップ手順・実際の精度・向いていないケースを正直に書く。
この記事でわかること:
– Otter.aiのアカウント作成からZoom連携までの手順
– 無料プランの月300分制限でどのくらい持つか
– 英語認識の実際の精度と向かないケース

Otter.aiがどんなツールか:英語議事録の自動化に特化したAI
何ができるか、何ができないか
Otter.aiは英語音声の文字起こしに特化したAIツールだ。会議中にリアルタイムで文字起こしを行い、会議終了後に要約・キーワード抽出・話者識別までやってくれる。
できること:
– Zoom・Google Meet・Microsoft Teamsへの自動参加(Otter Assistant)
– リアルタイム字幕の表示
– 会議後の自動要約生成
– 話者ごとのテキスト分離
– テキスト・音声のエクスポート
できないこと・注意点:
– 日本語の精度は期待しないほうがいい(英語特化。日本語はおまけ程度)
– 複数人が同時に話す場面では話者識別が崩れることがある
– 専門用語・固有名詞の誤変換は普通に起きる
料金プラン(無料・Pro・Business)
※以下は2026年4月時点の情報です。変更される場合があります。
| プラン | 月額(USD) | 文字起こし時間 | 会議時間上限 |
|---|---|---|---|
| Basic(無料) | $0 | 300分/月 | 30分/会議 |
| Pro | $16.99(年払い$8.49/月) | 1,200分/月 | 90分/会議 |
| Business | $24/ユーザー | 無制限 | 4時間/会議 |
無料プランは月300分。1回1時間の会議なら5本で枯渇する計算だ。月6〜7本の英語会議が入る僕には、最初から無料プランでは足りないとわかっていた。
セットアップ手順:アカウント作成からZoom連携まで

アカウント作成(5分でできる)
- Otter.aiの公式サイトにアクセス
- Googleアカウントまたはメールアドレスで登録
- 仕事・個人・学生のいずれかを選択してプロフィール設定
ここは特に詰まらない。Googleアカウントがあれば30秒で終わる。
Otter Assistantの設定:Zoom・Google Meet・Teams連携
Otter Assistantはカレンダーと連携して、予定された会議に自動的にボットとして参加する機能だ。Otter.aiの機能詳細は公式サイトで確認できる。これが議事録自動化のコアになる。
設定手順:
1. ダッシュボードの「My Otter Assistant」から設定を開く
2. 「Calendar Integration」でGoogle Calendar またはOutlookと連携
3. 自動参加の設定(すべての会議 / 外部者が含まれる会議のみ など)
4. ZoomのApp MarketplaceからOtterアプリを追加(Zoom連携の場合)
ここで僕が詰まったのは、Google CalendarのOAuth認証が2回求められた点だ。「もう認証したのになぜ?」と思ったが、Otter本体とOtter Assistantでそれぞれ別に認証が必要だった。
重要な注意点: Otter Assistantが会議に参加すると、参加者側には「Otter Notetaker」という名前で表示される。録音・文字起こしをしていることが参加者に丸見えになる。外部クライアントとの会議では、必ず事前に「議事録自動化ツールを使います」と伝えておくこと。伝えずに始めると困惑される(実際にそれをやらかして焦った)。
初回会議で確認すること
- 文字起こしが始まっているか(リアルタイムで画面に表示される)
- 話者名が正しく表示されているか(初回はデフォルト名が入る)
- 録音が有効になっているか(無音のまま終わることがある)
初回はテスト用に短いミーティングを設定して確認するのをおすすめする。本番会議で初めて使って録音が取れていなかった、ということは避けたい。
実際に使ってみてわかったこと

英語認識の精度は正直どのくらいか
3ヶ月使った実感を正直に言う。
高精度なケース: 英語ネイティブ同士の1対1会議。静かな環境で、お互いはっきり話している場合は体感で90%以上の精度が出る。ここは期待通りだった。
精度が落ちるケース: 5人以上のディスカッション、インド系・アジア系などの強いアクセント、専門用語が飛び交う技術系の会議。特に「複数人が同時に話す場面」では話者識別が崩れて、誰がどこから話したのかわからなくなる。
先月、インド系英語の強いアクセントを持つクライアントとの会議をOtterで録ったが、議事録の使用率は40〜50%程度だった。結局、その部分は聞き直して手修正が必要だった。「全自動で解決できる」というわけではない。
無料プランの月300分制限で足りるか
月6〜7本の1時間会議がある場合:6〜7時間 = 360〜420分 → 無料の300分では絶対に足りない。
「英語会議が月に1〜2本ある」程度なら無料で十分。月4〜5本以上なら課金を検討したほうがいい。
向いていないケースを正直に書く
- 日本語メインの会議:精度が低すぎて議事録として使えない。日本語対応ならNottaやYOMELのほうが向いている
- アクセントが強い多国籍会議:認識精度が一気に落ちる
- 極秘情報を扱う会議:クラウド上にデータが送られるため、情報セキュリティ要件が厳しい場合は使えない
- 会議後に録音が失敗していた場合:サポートに問い合わせるしかなく、音声は復元できない
まとめ
Otter.aiは英語会議の議事録自動化として実用的なツールだ。ただ「英語に限る」「全自動ではない」という前提を理解して使えば、議事録作成の工数は明確に減る。
僕の評価:英語ネイティブ比率が高い会議が月に4〜5本以上あるなら、Pro版に課金する価値はある。日本語メインなら別ツールを選ぶべき。
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