Otter.ai をZoomと連携する方法:自動参加・リアルタイム文字起こしの設定手順

コミュニケーション・会議効率化

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OtterPilotを設定して「これで会議の録音が全自動になる」と思った翌日、最初のZoomミーティングが始まって5分後に気づいた。Otterが参加していない。

カレンダーとの連携は設定した。OtterPilotも有効にした。それでも来なかった理由は、Zoom側の参加許可設定を変えていなかったから。30分後に会議が終わって、慌てて調べた。

Otter.ai Zoom 連携は「手順通りにやれば動く」ツールではある。ただ、設定のポイントが複数あって、1箇所でも抜けると動かない。そういう話を書く。

otter zoom integration setup
Photo by Mazin Omron on Unsplash

Otter.ai とZoomを連携する方法は3種類ある

OtterPilot(会議に自動参加させる)

OtterPilotは、カレンダーに登録されたZoom会議にBotとして自動参加し、リアルタイムで文字起こしを行うエージェント機能だ。

自動参加させるのが目的なら、これが基本の方法になる。Proプランから使える(Basicでも一部機能あり)。

設定の手間は多少あるが、一度動き出せば毎回手動で録音ボタンを押す必要がない。

Zoom Sync(クラウド録画を後から同期する)

ZoomのクラウドレコーディングをOtterに自動で取り込む機能。会議中にOtterを起動していなくても、終了後に自動でインポートされる。

ただしこれには条件がある。Zoom ProプランとOtter Proの両方が必要。どちらか片方では動かない。

Zoom無料プランを使っている場合は、この方法は使えない。

スマホを使ったローカル録音(最もシンプルな代替手段)

PCでZoomを開きながら、スマホのOtterアプリで音声を録音する方法。公式の連携機能ではなく、スピーカーの音をスマホのマイクで拾うだけだ。

設定不要で今すぐ使えるのが利点。ただし音質は環境依存で、スピーカー音量やマイクの距離によって精度が変わる。

プランを問わず使えるので、まず試してみたい段階ならこれでいい。


OtterPilot の設定手順:カレンダー連携から自動参加まで

Googleカレンダーを連携する

  1. Otter.ai にログインし、右上のアイコンから「Settings(設定)」を開く
  2. 「Integrations」のセクションで「Google Calendar」を選択し、連携を有効にする
  3. Googleアカウントの許可画面で「許可」を選択する

連携が完了すると、Googleカレンダーに登録されたZoom URLが入ったイベントをOtterが認識するようになる。Outlookカレンダーも同様の手順で連携できる。

OtterPilotを有効にして会議への自動参加を設定する

  1. 「Settings」内の「OtterPilot」を開く
  2. 「Join meetings with OtterPilot」をONにする
  3. 対象プラットフォームとして「Zoom」を選択する

ここで詰まる人が多いのは、この設定をしたあとに「本当に参加するのか」を確認する方法がないことだ。次のMTGまで待つしかない。

Zoom側で許可が必要なこと

OtterPilotが会議に入るとき、Zoomのデフォルト設定では「外部参加者の参加に承認が必要」になっていることがある。

ホスト(または管理者)が以下を確認する必要がある:

  • Zoomの「設定」→「ミーティング」→「外部参加者の参加許可」がONになっているか
  • ミーティングの「待機室」が有効になっている場合、OtterPilotを手動で承認する必要がある

この設定を見落としていたのが、僕が最初の会議でOtterが来なかった原因だった。Zoom側の詳細な設定については Zoom公式サポートページ でも確認できる。


Zoom Sync の設定手順:クラウド録画を自動取り込む

Zoom ProプランとOtter Proの両方が必要

まず確認してほしいのはプランだ。

  • ZoomはProプラン(月$15.99前後)以上が必要
  • OtterはProプラン(月$16.99)以上が必要

2026年4月時点のレートで合計約$32/月、つまり約4,800円/月のコストになる。「Zoom Syncを使いたい」というだけでこのコストが発生することを先に知っておかないと、設定してから気づいて萎える。

設定完了後の挙動と確認ポイント

  1. Otter.aiの「Integrations」からZoomを選択し、連携を認証する
  2. Zoom Marketplaceで「Otter.ai」アプリを「承認」する
  3. Zoom設定でクラウドレコーディングを有効にする

設定後、Zoomのクラウドレコーディングが終了してOtterに反映されるまで数分かかる。「終わったのにまだ出てこない」という状態は正常だ。10〜15分待てば同期される。


連携してみてわかったこと:うまくいった点と詰まった点

otter zoom meeting result
Photo by mana5280 on Unsplash

うまくいったのは、OtterPilotが安定して動き出してからの体験だ。会議が始まれば勝手に参加してくれるし、会議が終われば自動でテキストが生成される。毎回録音ボタンを押す必要がなくなるのは、思ったより楽になった。

詰まった点は3つある。

1つ目は最初の設定。Zoom側の許可設定を見落として1本目の会議を無駄にした。

2つ目は「OtterPilotが会議に参加できない」という通知が来ないこと。Zoom側の設定問題でBotが弾かれても、後から気づくしかない。会議後にOtterを開いて「あれ、今日の録音がない」と気づく形になる。

3つ目は、Zoom Syncのコスト。Zoom ProとOtter Proを両方維持する月額費用は、フリーランス個人で払い続けるにはそこそこ重い。スマホ並走で十分な用途も多いと気づいてから、Zoom Syncはやめた。


zoom meeting setup guide
Photo by Gabriel Benois on Unsplash

まとめ:どの方法が自分に向いているか

方法 必要プラン 手間 向いている人
OtterPilot Otter Pro推奨 初期設定のみ 毎週定期MTGがある人
Zoom Sync Otter Pro + Zoom Pro 初期設定のみ Zoomクラウド録画をすでに使っている人
スマホ並走 不問 毎回必要 まず試したい・低コストで始めたい人

Zoom週3〜4本こなしているなら、OtterPilotが一番楽になる。設定の1回の手間をかければ、あとは放置できる。

ただ、OtterPilotには のProプランが必要。無料プランの制限と合わせて判断したい人は Otter.ai の無料プランでどこまでできるか を先に読んでほしい。

Zoom以外のツールとも含めた比較を見たい場合は以下も参考にどうぞ。


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